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(社)静岡県建築士会主催、静岡県建築関係規則集講習会に参加しました。
 2/25、(社)静岡県建築士会主催、静岡県建築関係規則集講習会に参加しました。今回の静岡会場では建築士会静岡支部の事業委員として受付のお手伝いもしました。
a0075876_159547.jpg静岡県内各会場で約2000名の建築士が受講する予定です。全国に29万人はいると言われている建築士(実態が解らないため今後免許の再交付が予定されています)、県内にも数千人の建築士がいますが、こういった講習会などにでてくる建築士はほんの一部です。そしてその講習会にでてこない建築士が欠陥問題を起こしている事実があります。今回の講習会の内容は静岡県の建築関係規則集の説明です。これは建築基準法だけでは決められない数値的な決まりや静岡県やそのしたの市町の規則をまとめた規則集が10年振りに改訂された事を承けての開催となりました。
a0075876_15195981.jpg今回の規則集は全850ページに及ぶ膨大な内容でこれに入れることの出来なかった多くの内容は別に添付されたCDにデータとして入っていました。講習会を承けない建築士はこの多くの内容を知らないまま設計を進める可能性があります。設計が終わった段階でいざ工事を始めようとしたら規則に合わないために工事ができないケースも起こるかもしれません。その内容には崖条例など生命に及ぶ内容も含まれています。こういった講習会を受講すると建築士会ではCPDという単位を与えて日頃から建築について学んでいない建築士と差別化をしています。そしてその単位を元に「専攻建築士」制度を設け、5年ごとにその単位が足りないと専攻建築士として更新ができない制度があり、一般の消費者が適切な建築士かどうか判断する一つの指標を造っています。あなたの家づくりにはこの専攻建築士を持った建築士を選ぶポイントにしてください。なお専攻建築士には、設計全般の業務をする「設計専攻建築士」や構造により特化した専門性を持った「構造専攻建築士」の他、「環境設備専攻建築士」、「生産専攻建築士」、「棟梁専攻建築士」、「法令専攻建築士」。「まちづくり専攻建築士」など領域があります。詳しくは下記の建築士会HPにてご確認ください。

   (社)日本建築士会連合会
    (社)静岡県建築士会
by marumi_factory | 2008-02-25 15:04 | 建築士会
2007年しずおか木造塾に参加しました。
 2/23に(社)静岡県建築士会主催の木造塾に参加しました。今回の前半は同じ静岡支部で静岡デザイン専門学校で講師をしている小沼さんの耐震補強工事の実例報告で、後半が全国的に構造で有名な山辺さん(山辺豊彦 Toyohiko Yamabe 山辺構造設計事務所 代表)
の最近の構造関連の法改正の話と木造架溝についての講義でした。
a0075876_14421830.jpgしずおか木造塾では毎年木造を中心とした講義を山辺さんにお願いしていますが、全国各地で構造の仕事や同じ様な講義などをお受けしているため大変忙しく今年は今回1回だけの講義でした。
a0075876_14455536.jpg前半は最近の構造偽装による法改正についての話。山辺さんは国の法改正に構造専門家として適正な改正になるか意見を述べる立場にあり、役人の一辺倒な法律づくりをより適正な方向に導くことをされています。最近言われている昨年6月の法改正以降の確認申請の停滞は役人が机上の頭だけで造った一辺倒な内容であったため、現場の人間だけでなく一般の消費者の不利益ももたらしています。昨年に続き建築基準法や建築士法は今年、来年も改正が予定されていますが、今回の様なことにならないように私達建築士も意見をだして変えていこうという話がありました。最近の法改正などではパブリックコメントという意見を述べる機会があるのですが、なかなか発言をする建築士などがいないため山内さんがこんな風に現場は言っているといってもそのコメントが無いために役人は耳を傾けないことがあるようです。建築士のみなさん、意見を出していきましょう。一端造られた法律を変えることは難しいものです。
 後半は木造の架溝についての話でした。構造でバランスはものすごく大切なことです。しかもそれは構造計算ソフトにただ単に入力された答えではなく、力の流れを考え建物の形をとらえてブロック化した個々の部分のバランスも重要である。当事務所では許容応力度計算にて一般の木造建物についても構造的な安全の確認をしていますが、その考え方は山辺さんに学んだものです。ソフトでOKであってもどこか突出した数値は疑わなければならない、今後はさらに意匠設計者もこの部分を考えた設計が必要になってくると思います。
by marumi_factory | 2008-02-23 14:36 | 建築士会
平成19年度 常葉学園大学 造形学部 卒業制作展 の見学に行ってきました。
 本日2/19、静岡市葵区にある常葉学園大学の造形学部卒業制作展に行ってきました。
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常葉学園大学の造形学部は(社)静岡県建築士会青年委員会が企画している学生建築デザイン合同展に参加していただいている学校の学部で建築デザインを学ぶ環境デザインコース(プロトデザイン・建築デザイン)や絵画などを学ぶ平面造形表現コース、立体像やなどを学ぶ立体・メディア表現コース、書籍印刷アニメーションなどを学ぶ視覚伝達デザインコースなどがあります。毎年作品を展示して頂いているものは作品の一部ですので今回は出来るだけ多くの作品を観てみようとarchinest shizuokaの仲間と見学となりました。
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立体・メディア表現コースの作品、展示場に入ってみて壁になにかが着いている。離れてみると左右に点で描かれた作品、右の抜けた点が左に描かれていた。近くに寄ってみると点はテントウムシ・・・点トウムシ?ではないよね。作品名は「蟲」(ムシ)。
a0075876_1758182.jpg次に訪れたのは環境デザインコース、学生建築デザイン合同展で出展しているコースの作品。静岡や浜松などの街づくりについて、模型やパネルを使って展示を行っている。活気のない青葉公園周辺に学校などを造り人の流れを誘導して活気を出そうという作品、学校を誘致してというところは学生らしい?ところか。しかし自分が学生の時の作品と比べてみたら雲泥の差、こんなにしっかりと考えが無かった・・・と思う。また学生の発想や表現方法はいつみてもパワーがあり、普段建築に携わっている人間として見習うべきと思う。
a0075876_187014.jpg視覚伝達コースでは映像による作品の展示が行われていた。昔と違うのはデジタルを使った表現が多い。もともとそういう学部ではあるが、一昔二昔なら数千万単位の基材で出来たことは最近は数十万の基材でできてしまう。そういえばそのころ建築の設計にもCADが入り始めていたが、CADならなんでも設計できるようになると考えていた建築関係者も多かった。今も昔もデジタルの技術が進んでも、結局その作品を造るのは人間で機械に使われる仕事はダメだと思う。CADが使えるから仕事ができると勘違いをしている人も多くいる事実がある。構造計算もパソコンが答えを出してくれるが、その入力する数値や考えを間違って入れれば出てきた答えも間違っている。構造偽装の問題もここにあると思う。
 今回の見学で展示方法について学ぶことが多々あった。これを自分達の展示に活かして行きたいと思う。
by marumi_factory | 2008-02-18 18:19 | まるみ建築通信
『時を越えた毘沙門堂の屋根―こけら葺きの話―』『こけら葺き体験教室』に参加しました。
 2/9午後より富士市松岡の瑞林寺で行われていた、『時を越えた毘沙門堂の屋根―こけら葺きの話―』『こけら葺き体験教室』に参加しました。瑞林寺は延宝2年(1674)鉄牛和尚が古郡文左衛門の請願で建立した由緒ある寺です。現在境内にある毘沙門堂の修復で屋根のこけらの葺き替えを行っており、その見学と毘沙門堂の由来などの講義がありました。
a0075876_10122085.jpgまずは庫裡にて文化財建造物保存技術協会の賀古唯義さんより寺社建築の話とこけら葺きの話がありました。もともと建物は世界的にも切り妻屋根が主体で大きな建物にするためにその建物を長くした建物が「住吉造り」、横に並べたものが「八幡造り」、そして単純に庇を出して大きくしていった形式が幾つかあります。妻側に庇を付けたものが「春日造り」、軒側に付けたものが「流れ造り」神社の70%がこの形とのことです。実際には庇を付けただけではなく切り妻の屋根と一体にして反りを付けています。軒側の両側に付けたものが「両下造り」、妻側と軒側に付けて隅を繋げたものを「日吉造り」、周囲すべてに庇をつけて四隅を繋げたものが現在でも観られる「入母屋造り」となっています。学生時代建築史で勉強をしたときには単純に屋根の形で覚えただけでしたが、このような派生のしかたがあったと教えて貰っていたら・・・もっと深く建築について学んだ~かもしれないと思いました。また、明治以前は神仏混合でお寺で地の神を祭ったり、神社でも仏を祭っていたのですが、明治維新により政府が仏教信仰であった徳川幕府の考えかたを変えるため、神仏を完全に分けることになったそうです。そして寺にあった神の祠に仏を祭って建物を残していったそうで現在ある古い寺社仏閣にはどこかにその名残があるそうです。瑞林寺にある毘沙門堂もそうではないかと賀古さんは推測してます。
 毘沙門堂の屋根はこけら葺きです。こけら葺き(漢字でこけらは「柿」、果物のかきの木偏に鍋蓋の下に巾ではない。「木片=こけら」)はサワラや杉、栗などを輪切りにして赤身の部分を薄板(厚さ一分)にミカン割りから手で小割りにしたものを重ねて煎った本竹釘で打ち付けて葺いていく屋根です。この小割りにする作業を「板へぎ」と言います。機械でスライスした板よりも割ったいたの方が吸水性が低いため3~5倍長持ちするそうです。
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※講義の後境内で「板へぎ」と「こけら葺き」の実演がありました。講義を受けた大工さんなどが竹釘を打つ体験をしていましたが、頭が潰れたりまっすぐ刺さらなかったり大変な様でした。
 毘沙門堂の改修にあたり屋根のこけらを三尺×二尺角で大バラシして竹釘の打たれた位置と野地板に残る竹釘の後を一本一本調べた。すると現在残っている竹釘と野地板の竹釘の後以外に竹釘を打った後が無かったそうです。これは建造(江戸末期)の頃の時から一度も葺き替えていないということになります。こけら葺きは通常は25~30年で葺き替えするそうですが、ここの屋根には建造後数年後に毘沙門堂の上にサヤ堂が掛けられたそうでそのため建造後のこけらが残っていた様です。これは全国的に見てもかなり貴重なものだそうです。
a0075876_11172113.jpg講義の後改修中の毘沙門堂を見学しました。上部には新たにサヤ堂が建てられておりその下で改修とこけら葺き替えが行われていました。施工している方は兵庫から来ていて全国を渡り歩いているそうです。毘沙門堂の屋根は正面に唐破風が着いておりかなり複雑な屋根でしたが、それに合わせて葺かれたこけらはなめらかでかなりの技術でした。
 (社)静岡県建築士会静岡支部青年委員会では3/2に富士宮の「山本八幡宮」の見学会を予定しています。この山本八幡宮も瑞林寺の毘沙門堂同時期に建てられた建物とのことで比較して見られるとより一層勉強になると思っております。
by marumi_factory | 2008-02-12 10:35 | まるみ建築通信
「Hand made shop×archinest_shizuoka建築展」(ギャラリー濱村)終了
 2/1~2/4まで開催していた、「Hand made shop×archinest_shizuoka建築展」が全日で200名ほどの入場があり大変好評のなか終了しました。ハンドメイドの方が造ったカバンなどの雑貨は普通のお店に置いてあるようなともてハンドメイドとは思えないような出来映えのものばかりでした。
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a0075876_11344492.jpg好評・・・っといっても入場は殆どハンドメイドの方目当てあり、私たちArchinest Shizuoka アーキネストしずおかとしては初のイベントで手探りでの開催でいろいろ問題点も浮き上がってきました。まずは私たち個々の活動を紹介できれば良いのでは?との考えもあり個々の事務所毎に展示を行いましたが、来場された方からは個々の特徴が逆に解りにくい・・・そもそも建築設計事務所ってなんだ?私たちの対応の悪い部分があったなどのありがたい御意見を頂きました。今後もこのようなイベントを開催していく予定ですが、今回開催して得た体験を反省材料として次の開催にイカしていくとこをメンバーで話し合いました。
  1.次回は単独で開催をしてみる
  2.建築設計事務所の仕事の紹介を一般の方に向けて行う。
  3.共通の条件(敷地や家族構成など)を元に各事務所にて設計コンペ形式で
    展示を行う。
といったことで次回は6月頃に今回と同じ:「ギャラリー濱村」さんを予定しています。共通の課題を比べて貰うことで個々の事務所の特徴がわかりやすくなると思います。そして共通のコンペは架空の敷地を設定してやろうかといったことも考えましたが、折角なら実際に計画をしている方を募集してコンペを行ってみては・・・ということになりました。詳細については今後検討してarchinest_shizuokaアーキネスト_シズオカのHPで発表する予定です。またこちらのBlogでも発表します。ご興味のある方はどうぞご応募ください。

場所:「ギャラリー濱村」
静岡市葵区両替町2丁目3-1 JR静岡駅より徒歩10分
http://www.hamamura.join-us.jp/ 駐車場はありません。
by marumi_factory | 2008-02-05 11:49 | archinest shizuoka




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